【予想】
◎ポイントブランク
〇オメガヴェンデッタ
▲セイスコーピオン
△インフォーマー
△ムサシキングオー
△ウェイトアンドシー
△ラインハート

　ＪＲＡでは千四〜千八の範囲で５勝ゲットの実力派ポイントブランク。太目絞れて仕上がり軌道に乗ったなら信頼。オメガヴェンデッタ以下混戦。

【レース】
　好スタートを決めたウェイトアンドシーの逃げ。オメガヴェンデッタ、タイムズアロー、ムサシキングオーと続いてポイントブランクは中団。ペースは平均。勝負処から前２頭が後続を離してデッドヒートの様相。一旦は並びかける態勢のオメガヴェンデッタに抜かせず、ウェイトアンドシーが４連勝で重賞Ｖを果たしました。

【各馬の寸評】
１着　ウェイトアンドシー
　　この日はマイナス２キロの４９７キロ。ややコロンと映る体型ですが、ここ一連と同等の気配。落ち着きあり。レースは好スタートから今野騎手が気合をつけてハナ。平均ラップを刻んで快調な逃げ。勝負処からオメガヴェンデッタが食い下がってきましたが、半馬身リードして直線へ。最後は迫られながらも抜かせず４連勝で重賞Ｖを果たしました。今後は逃げられなかった際の対応がポイント。

２着　オメガヴェンデッタ
　この日はマイナス３キロの５０５キロ。ひと息入りましたが重目感なし。おっとりしたタイプ。レースは真島騎手が気合をつけて２番手。向流しからは外２番手にジカ付けしてウェイトアンドシーを追う形。勝負処からは２頭で後続を離しで早くもマッチレースの様相。半馬身差で直線に向き、一旦は並びかける態勢でしたが、相手の頑張りに首及びませんでした。千六をこなせたのは収穫で、選択肢の幅が広がりました。

３着　ムサシキングオー
　この日はマイナス３キロの５０２キロ。前走は10着に敗れましたが、気配落ちはありません。レースは好スタートから本田正騎手が気合をつけて離れた４番手から。道中はステッキを入れて追走。勝負処では離れた３番手。前を追いましたが、詰め切れず流れ込んだ３着。年齢的にも重賞での勝ち負けは厳しくなったか…。

４着　セイスコーピオン
　この日はマイナス15キロの５０５キロ。元々がっしりした造りの馬で全く細目感はありませんが、休み明けの馬体減でややこぢんまりした感じも。レースはヤンワリ出て内に馬を寄せ11番手から。腹を括った直線勝負。最後の直線はラチ沿いを詰めて４着まで押し上げました。叩いての変わり身に期待ですが、年齢的に大望は…。

５着　オウマタイム
　この日はマイナス６キロの４７０キロ。気配的には一連と同等で、決して悪くありません。レースは大外枠でやや外にヨレ加減。立て直して外５番手から。向流しでステッキが入り苦しい状況。それで掲示板ゲットは、この馬の脚質を考えればマズマズか。どこかで逃げて大駆けも。

11着　ポイントブランク
　この日はプラス10キロの５６１キロ。前走で絞り込んだ馬体がリバウンドしたのは誤算。毛ヅヤはいい。レースは出たなりで外７番手から。そこから動くに動けず無抵抗で敗退は拍子抜け。やはり重目が響いたか。