第22回 スパーキングレディーカップ(Jpn3)

【予想】
◎リエノテソーロ
〇ワンミリオンス
▲ブレンシェクール
△ラビットラン
△ラーゴブルー
△ラインハート
△オウケンビリーヴ

 全日本2歳優駿を制して2歳bPに輝いたリエノテソーロが、再起を賭けて久々に川崎に登場。逃げも十分に予想され復活Vを飾るとみました。実績から相手はワンミリオンス。

【レース】
 オルキスリアンの逃げは想定外。リエノテソーロは2番手に控え、オウケンビリーヴ、ラビットランと続き、出遅れたワンミリオンスは中団。ブランシェクールは後方から。ペースは平均。3コーナーで先頭に立ったリエノテソーロにオウケンビリーヴ、ラビットランが接近して直線へ。最後は先行3頭同じ脚いろになり、リエノテソーロが半馬身凌ぎました。

【各馬の寸評】
1着 リエノテソーロ
  この日はプラス4キロの454キロ。2歳時から数字的に大きな変動はありませんが、馬体フックラ、適度な気合乗り、毛ヅヤも上々で好気配。レースはオルキスリアンが行くのを見て、吉田隼騎手が無理せず離れた2番手、単騎先頭の形。道中の折り合いスムーズ、ペースも手頃。後ろを動きを察していち早く3コーナー先頭。1馬身リードして直線へ。結局リードを保って1着ゴール。見事に復活を果たしました。

2着 オウケンビリーヴ
 この日はマイナス3キロの491キロ。休み明けになりますが、過不足なく乗り込まれて好仕上がり、活気十分。レースは出たなりで外3番手から。距離を意識して慎重な運び。勝負処からはリエノテソーロにジカ付けして自力で勝ちに行く構え。1馬身差で直線へ。結局半馬身及びませんでしたが、千六の叩き合いで渋く脚を伸ばした点に着目。

3着 ラビットラン
 この日は増減なしの452キロ。馬体に迫力はありませんが、落ち着きはありマズマズ。レースは出遅れ。川田騎手が気合をつけて外5番手から。勝負処から3番手に上がり前を追う形。最後はやや離されての3着に終わりましたが、出遅れたロスを考えれば悪くありません。ダートは問題ないことを証明したし、キャリアの浅い4歳馬で今後が楽しみ。

4着 ワンミリオンス
 この日はプラス8キロの478キロ。体つきが丸みを帯びてようやく良くなってきた感じ。毛ヅヤもいい。レースは出遅れ。外7番手を進み、途中からマクって出る競馬。4コーナーでは前3頭から離れた4番手に取り付きましたが、もうひと伸びする余力はありませんでした。それでも復調気配は間違いありません。

5着 ブランシェクール
 この日はプラス2キロの525キロ。デビュー以来最高体重の前走から更に増えてきましたが、全く太目感はありません。ちょうどいい感じ。活気もあり好気配。レースはヤンワリ出て後方から。正味直線勝負になり離された5着。御神本騎手がもう少しペースが上がると読んだのでしょうか。それと千六はこの馬には短い。