7月16日に大井競馬場で、能力試験や調教試験の様子を朝食を食べながら見学する
「ホースカフェ」が行われました。
朝早い時間からの開催にも関わらず、300名以上の応募から選ばれたラッキーな70名の
競馬ファンの方々がいらっしゃいました。


 そもそも…能力試験とは、デビューする前の馬が、レースに出走するため試験です。
そして、調教試験とは半年以上休養した馬や、中央や南関東以外からの転入馬が
レースに出走するための試験です。
どちらもこの試験で、合格しなければもちろんレースには出れません。

新馬戦では、今後重賞にも名を連ねるかもしれない馬が混じっているのではと思いながら
観戦するのもまたひとつの楽しみ。

その新馬戦に出走するための大事な能力試験。
今回、試験を受けた馬の中にも将来のスター候補がいるかもしれません。

幸い天気にも恵まれました☆

 司会は「南関魂」というブログでおなじみの高橋華代子さん。
  スムーズな司会と、競馬の裏話で楽しませてくれました。
      
 そして、皆さん思い思いの朝食を選び、見学していました。
      

 イベント後半からはゲストとしてたくさんの競馬関係者の
方々が登場し、競馬の話をしてくれました。

こちらは三坂調教師

ファンの方から「厩舎に冷房は入れますか?」という質問に対し
「ウチの厩舎は千葉県の小林分場にあります。田舎で厩舎と厩舎の
間が広くあいていて、風が通るので必要はありません」と
丁寧に答えてくれました。

なかには、こんな質問も…
「夏負けしている馬の見分け方は?」
「目の周りに隈ができて黒くなっている馬が夏負けしてます。汗腺が詰まっていて苦しくなっている証拠です」
よ〜く見ると分かるそうなので、みなさんもパドックの時に参考にしてみて下さい。

続いて、御神本騎手と的場文男騎手

お互いの良い点、尊敬する点に対して
御神本騎手→的場文男騎手
「努力家でストイックなところ」
的場騎手は騎乗しないときも常にトレーニングをしているそうです。

的場文男騎手→御神本騎手
「騎乗センスがあることろ」
そんな御神本騎手からはサイン入り色紙がプレゼントされました。
当選したファンの方のお子様が頭を撫でられた瞬間、女性陣から
歓声がとんでいました。

最近、見事6,000勝を達成した的場文男騎手からはなんと、その時に
作られた記念パネル。
当選した方にインタビューしてみると「的場騎手のファン!」とのこと…。
おめでとうございます!

さらに、勝負服柄のサイン入りタオルやご本人が着用していた
6,000勝記念ポロシャツを脱ぎ、その場でプレゼント。
続々とラッキーな方々がでていました。ファンにとっては何とも嬉しい贅沢なイベントです。




レースの合間にも関わらず、地方競馬リーディング戸崎騎手もイベントに来て下さいました。
他にも京浜盃馬ジーエスライカーご復帰の話をして下さった栗田裕光調教師、吉井竜一騎手会長
新人騎手の横川騎手、千田騎手など本当にたくさんの方々が参加していました。


 そして、太陽も照りつけてきて会場も熱気に包まれた頃、調教試験に登場したのは
去年の大井記念以来のレッドドラゴン。
堀千亜樹調教師がゼッケンと実際に履いていた蹄鉄を持ってきて下さいました。
そのゼッケンを間近に触れることができました。本当に貴重な体験です。

なんと!こちらもファンの方にプレゼント!
堀千亜樹調教師自ら、じゃんけんで抽選して下さいました。
  

 最後にファンの方たちの感想

 40代・女性「的場文男騎手のファンで、家族で応募しました。参加できて嬉しいー♪」
 30代・男性「旅打ちが好き。特にパドックを重視しているので
         調教師さんの馬体の見方の話が聞けて勉強になりました。」
 60代・男性「仕事を休んできました。内緒ですけどね…。
         地方・中央ともに競馬をしますが、実際に能力試験が見れたのでよかったです。」

 と、みなさんとても充実した様子で楽しんでいました。

 次回の開催は、まだ未定ということですが
 TCKホームページや大井競馬場で募集していたら是非、応募してみてください。