第20回 JBCクラシック(Jpn1)

【予想】
◎クリソベリル
〇オメガパフューム
▲チュウワウィザード
△ダノンファラオ
△デルマルーヴル
△ロードレガリス
△ノンコノユメ
△サウンドトゥルー

 巨漢馬ながら均整の取れた好馬体。レースでは器用な立ち回りで国内無敗のクリソベリル。万全の仕上げを施されていれば死角なしと判断。順当な一戦。

【レース】
好スタートを決めたダノンファラオがハナに行って、外からチュウワウィザードが2番手。クリソベリルは意識的に外に回して3番手。マークするようにオメガパフューム。有力処が前を固めてスローに近い平均の先行ペース。勝負処からチュウワウィザードが前に並び駆けて行き、2頭が後続をリードする形。ジックリ構えたクリソベリルが直線に向くとスパート。残り200で一気に交わし去って力の違いを見せつけました、オメガパフュームが2着で順当な決着。

【上位馬の寸評】
1着 クリソベリル
 この日はプラス2キロの542キロ。相変わらず抜群の馬っぷり。程良く気合が乗って毛ヅヤもいい。レースはポンと出てやや外目に回す格好。2頭に行かせて外3番手は恐らく川田騎手の想定通り。勝負処からチュウワウィザードが動いた際もマイペースを守り泰然自若。直線に向いて満を持してスパートをかけると、残り200で並ぶ間もなく前2頭を交わして1着ゴール。並みの一流馬と歴代レベルの差を見せつける走り。絶対王者の地位が確固たるものに。

2着 オメガパフューム
 この日はプラス1キロの453キロ。予定通りのメニューをこなして万全の仕上げ。落ち着いていたのが何より。レースはスタート五分に出て、デムーロ騎手が多少気合をつけて内4番手と積極策。内枠を生かすべく通例より早目の競馬で、もちろん強敵を意識した運び。勝負処からは追って前を追走。懸命に脚を伸ばして2着に追い上げましたが、クリソベリルとは反応の差、力の違いを見せつけられる格好。ベストの大井二千で更に持ち時計を更新ですが、さすがに相手が悪かった。

3着 チュウワウィザード
 この日はマイナス6キロの483キロ。馬体はキッチリ仕上がっていますが、やや馬が大人しいかなという感じも。ただし、ほぼいつも通りの気配。レースは逃げるダノンファラオにジカ付け。ペース的にも妥当な作戦。勝負処から前に並び駆けて交わしに行く姿勢。ただし残り200クリソベリルにアッサリ交わされ、オメガパフュームにも差されて3着に終わりました。ダノンファラオに抵抗されて、しばらく競り合う形になったのが響いた感じも。勝ち馬は別格としてオメガパフュームとは流れひとつ。

4着 ミューチャリー
 この日はマイナス7キロの468キロ。馬体を減らしたのはやや不安材料。レースは出たなりに外9番手から。勝負処からは追って追走。最後の直線は外から詰めて4着。水を開けられたとはいえ、3強に続いての入着は高評価。日本テレビ盃の内容からこのメンバーでは厳しいとみていましたが、やはり能力は相当。

5着 ダノンファラオ
 この日はマイナス4キロの527キロ。まだ多少立派に映りますが、活気十分にパドックの外目を周回する姿は間違いなく前走以上。レースは好スタートから無理なくハナ。勝負処からチュウワウィザードに並び駆けられて息の入らない競馬。最後の直線も抵抗してなかなか抜かせませんでしたが、ここにクリソベリルが加わってはお手上げ。力尽きて4着に終わりました。ただし内容的には合格点。馬体からは更に上積みがありそうで、次走は要注目。

6着 デルマルーヴル
 この日はマイナス3キロの497キロ。毎度キッチリ仕上げて出てくる馬で、調整に怠りなし。レースは出たなりに外6番手から。人気処を前に見る形で、ペース的にも妥当なポジション。ほぼオメガパフュームの後ろにいましたが、勝負処からついて行けず置かれてしまい、最後はミューチャリーにも交わされて5着。やはりトップクラスが揃うと厳しい。

第20回 JBCスプリント(Jpn1)

【予想】
◎コパノキッキング
〇ジャスティン
▲ブルドッグボス
△サクセスエナジー
△サブノジュニア
△マテラスカイ
△ミスターメロディ

東京盃はスタートも含めてっやリズムを欠いたコパノキッキング。デキは文句ないので、乱ペース必至のここは差し切りに期待。ジャスティン本線ですが混戦は確か。

【レース】
 内からヒロシゲゴールドがハナを主張。スタートの差で先手を譲ったモズスーパーフレアが即巻き返して2番手から先頭を奪う形。ノブワイルド、マテラスカイ、ベストマッチョも加わり激流。2馬身リードして直線に向いたモズスーパーフレアですが、さすがにペースが厳しく残り200から差し馬が殺到。外から伸びたサブニジュニアが1着。前目で踏ん張ったマテラスカイが2着。出遅れて置かれていたブルドッグボスが3着。

【上位馬の寸評】
1着 サブノジュニア
 この日は増減なしの536キロ。悠然とパドックを周回する姿はいつも通り。秋2戦を消化して体調ピーク。レースはスタート五分に出て外10番手から。勝負処から進出した際には隣にいたジャスティンが躓いたり馬込みに入ったりで決して楽な道のりではありませんでしたが、最後の直線で展望が開けてからの瞬発力はお見事。展開が向いたにせよ10秒台の決着に対応しての大金星。前走の東京盃は外枠不利。千二なら全国レベルを改めてアピール。

2着 マテラスカイ
 この日はマイナス7キロの521キロ。太目絞れて状態アップは明らか。レースは武豊騎手が気合をつけて外4番手から。道中の折り合いはスムーズ。逃げるモズスーパーフレアを追って最後の直線では一旦先頭に立つシーンも間もなく、サブノジュニアに一気に交わされ2着。それでもあのペースを先行して2着はさすが。出遅れて人気を裏切った東京盃の汚名返上。

3着 ブルドッグボス
 この日はプラス2キロの522キロ。高齢を迎えていい意味で枯れたというか、落ち着きがある。馬っぷりの良さは相変わらず。レースはほぼ致命的と言ってもいいくらいの出遅れ。ほぼ最後方からで御神本騎手も腹を括った直線勝負。コーナー前に内に入って極力ロスを避け、直線は大外へ。外伸びて3着は、まともなら勝っていた競馬。現状千四ベストとみていましたが、3戦連続して千二交流で勝ち負け。頭が下がります。

4着 モズスーパーフレア
 この日はマイナス7キロの495キロ。スカッとした体つきで、やはり芝向きの印象も受けますが、程良く気合が乗って好気配。レースはスタートひと息。内のヒロシゲゴールドにハナを譲りましたが、無理せずに挽回して外併走から先頭。超ハイラップを刻み、2馬身リードして直線へ。終いは甘くなり4着に敗れましたが、さすがにG1ホースという走り。ダートも問題なくこなせるようです。

5着 キャンドルグラス
 この日はプラス11キロの513キロ。多少余裕のある体ついですが、体型的なモノもあり許容範囲内。レースは好スタートからデムーロ騎手が気合をつけて内7番手から。いいポジションにハマってロスなく進め、終いソコソコ詰め5着。正味目イチの競馬ですが、東京スプリント3着に続いての好走で、交流重賞でも入着ラインの実力を改めて証明。

6着 コパノキッキング
 この日はマイナス5キロの489キロ。馬体をキープして落ち着きもありハイレベル安定。レースは後方13番手からの競馬。勝負処からマクって出て終い差を詰めてきましたが、差し決着に掲示板外は少々不満。本質的には先行勝負で本領発揮。

8着 ジャスティン
 この日はマイナス6キロの483キロ。変わらぬ好気配で体調の波が少ない。レースは外9番手から。ペースが速かったこともありますが、想定より後ろのポジション。それと3、4コーナーで躓く不利もあり競馬にならず。ただし、今回の流れでは、仮に不利がなかったとしてもどうか。やはり前々スンナリの競馬が理想。置かれると厳しい。

第10回 JBCレディスクラシック(Jpn2)

【予想】
◎マルシュロレーヌ
〇マドラスチェック
▲プリンシアコメータ
△レーヌブランシュ
△ファッショニスタ
△ローザノワール
△ダノンレジーナ

 前哨戦で既成勢力をアッサリ退けたマルシュロレーヌ。大井ダートを何ら苦にせず抜群の瞬発力。再戦メンバーなら譲れないとみました。良化顕著なマドラスチェック本線。

【レース】
 サルサディオーネの逃げはお約束。好スタートからサッと2番手に付けたのがファッショニスタ。内にマドラスチェック、外にローザノワール。プリンシアコメータにダノンレジーナと続き直後にマルシュロレーヌ。ペースは平均。有力処は一団で直線勝負。残り300で先頭に立つファッショニスタ。内から食い下がるマドラスチェックのデッドヒートになりましたが、ファッショニスタが競り勝って1着ゴール。マルシュロレーヌは同じ脚になり3着。

【上位馬の寸評】
1着 ファッショニスタ
 この日はマイナス8キロの500キロ。入念に乗り込まれて太目感なく好仕上がり。レースはスタートを決めて楽にサルサディオーネの2番手と願ってもないポジション。外から急かされることもなく息の入る流れ。最後の直線、残り300で先頭に立ち、内で食い下がるマドラスチェックに競り勝ち1着ゴール。千八は微妙に長いとみていましたが、流れが理想的だったのと、こういった脚抜きのいい馬場は合う。

2着 マドラスチェック
 この日はプラス2キロの507キロ。好馬体に適度な気合乗り。レースは森騎手が気合をつけて内3番手から。道中の折り合いはスムーズ。脚を溜めて直線に向き、先行2頭の間を割る形。惜しくも競り負けて2着でしたが、最後まで抵抗して勝るとも劣らない内容。内で折り合ってひと脚使えたのは大収穫。更に成長が見込めます。

3着 マルシュロレーヌ
 この日はマイナス2キロの459キロ。馬体にインパクトはありませんが、キープして前走のデキ。レースは出たなりに外7番手から。勝負処から手応え良く進出して4コーナー5番手。ほぼ前走と同じ運びで川田騎手も勝利を確信したはずですが、意外に伸び切れず前2頭と同じ脚になり離された3着。先行2頭のペースで予想以上に上がりの速い競馬になったのが敗因か。自分の時計では駆けており先着2頭を褒めるべきでしょう。

4着 ダノンレジーナ
 この日はプラス5キロの483キロ。少しでも馬体を戻したのは好感。一連の好調キープ。レースは好スタートから馬なりで外5番手。手応え良く進めてアワヤのシーンもありましたが、最後は力負けの4着。それでも51秒9で駆けて南関最先着は評価に値。レース巧者でとにかく反応機敏。格は下でも既に南関牝馬では最強レベル。

5着 レーヌブランシュ
 この日はプラス3キロの457キロ。馬体をキープして前走のデキ。レースはスタートひと息。内8番手からの競馬になり最後の直線は外に持ち出して差を詰め5着。ほぼ力通りの競馬でワンパンチ不足。

6着 プリンシアコメータ
 この日はプラス4キロの496キロ。馬体フックラ好調キープ。レースは岩田騎手が気合をつけて出ましたが内6番手から。このポジションで我慢を決め込む競馬。最後内を突いたものの全く見せ場なしの6着。先行タイプのこの馬が、この先行ペースにこのポジションでは致し方なし。年齢的に上積みは微妙ですが、今回に関しては展開裏目。

第66回 平和賞(S3)

【予想】
◎ジョーロノ
〇サウスワールド
▲マカベウス
△ワールドリング
△ハートプレイス

 2戦目にイキナリの千四で同厩舎の素質馬ランリョウオーに競り勝ったレースが実に優秀。前走の鎌倉記念は展開が厳しかったジョーロノの逃げ切りに期待。折り合えばサウスワールドとの行ったまま。マカベウスが距離を味方に割って入る。

【レース】
やや躓き気味に出たジョーロノですが、他に主張する馬がおらず楽にハナ。サウスワールドが2番手は想定通り。ハートプレスが4番手。マカベウスとワールドリングは中団でスローペース。勝負処から進出したマカベウスが前に接近して直線へ。残り100で先頭に立ったマカベウスが、余裕十分の楽勝。ジョーロノが2着に粘り、渋く脚を伸ばした道営ハートプレイスが3着。

【上位馬の寸評】
1着 マカベウス
 この日はプラス14キロの501キロ。全く太目感なく成長分。落ち着き払って精神面でも安定。レースは本田騎手が多少気合をつけて中団6番手。勝負処から反応良く進出して3コーナーでは内4番手。直線は外に切り替えて残り100で先頭。危なげなく突き抜けました。兄弟馬はスピードの勝ったタイプですが、こちらは異質。クラシックレースの有力候補。

2着 ジョーロノ
 この日は増減なしの468キロ。活気がありいかにもスピードタイプという体型。レースはやや躓き気味に出たものの、楽にハナ。溜め逃げを打って後続を引き付ける形。最後の直線では一旦2馬身リードしましたが、相手の切れ味に屈して2着。距離延びていいというイメージは沸かない。

3着 ハートプレイス
 この日はマイナス10キロの470キロ。全く細い感じはなく、キッチリ仕上げてきたと判断。レースは出たなりに外4番手から。勝負処の反応ひと息でしたが、最後の直線では渋く脚を伸ばして3着。道営勢の層の厚さを再認識。

4着 ワールドリング
 この日はプラス7キロの503キロ。馬体をフックラ映して落ち着きも伴い好仕上がり。レースは外6番手からでほぼマカベウスと同じポジション。ただし勝負処で反応の差を見せつけられて一旦置かれる形。ソコソコ詰めて4着は現状の力量。

6着 サウスワールド
 この日はプラス6キロの474キロ。適度な気合乗りで毛ヅヤも良く文句なし。レースは逃げるジョーロノの2番手から。想定通りのポジションで4コーナーでは並び駆ける体勢でしたが、意外に追ってから味がなく6着。距離が延びると良くないのか…。

第30回 埼玉新聞栄冠賞(S3)

【予想】
◎リッカルド
〇タービランス
▲ホーリーブレイズ
△ファルコンウィング
△リンゾウチャネル
△オールブラッシュ

 近走はマイル路線で再び存在感のリッカルドですが、かつての実績からこの距離は全く問題なし。相手関係からここはチャンスとみました。休み明けでもタービランス本線。

【レース】
 ファルコンウィングが定番の逃げ。向流しで4番手に上がったリッカルドが3コーナーでは2番手。内からタ-ビランスが接近して4番手にホーリーブレイズ。最後の直線は中を割ったタービランスが競り勝って1着ゴール。

【上位馬の寸評】
1着 タービランス
 この日はプラス4キロの540キロ。休み明けでも好調時の変わらぬ気配で気合乗りも良好。レースは序盤から積極的な運び。離れた2番手グループのインを追って追走。一旦はリッカルドに先を越されましたが、最後の直線では2頭を間を割って競り勝ちました。高齢を迎えましたが勝負強い走りは健在。次走も当然注目。

2着 リッカルド
 この日は増減なしの500キロ。こちらも高齢9歳ですが、活気のある振る舞いは年齢を感じさせません。レースは向流しで4番手に上がり、3コーナーでは2番手。逃げるファルコンウィングに1馬身差で直線へ。最後はタービランスに競り負けましたが、渋く脚を伸ばして連対は確保。力通りの競馬と言えるでしょう。

3着 ファルコンウィング
 この日はプラス8キロの494キロ。地元戻りで馬体を増やし、落ち着きも伴い充実。レースは内枠から無理なくハナ。緩みないラップで後続を4馬身ほど離しての逃げ。早目に動いリッカルドが接近して来ましたが、1馬身リードして直線へ。最後は3頭の競り合いに敗れたものの、58キロ同士で古豪を相手に善戦と、耐久力アップを再度アピール。それと道中で息を入れる競馬も形になってきた感じです。

4着 ホーリーブレイズ
 この日はプラス4キロの482キロ。体型的なモノでコロンと映りますが、活気があり好気配。ブリンカー装着。レースは好スタートから出たなりの競馬で下げる格好になり内6番手から。向流しから徐々にポジションを上げて3、4コーナーでは離れた4番手。最後の直線は外から詰めて差のない4着。ブリンカー効果もあったようで収穫のある内容。転入緒戦の東京記念トライアルを思い起こせば、再びチャンスを掴み日も近い。

5着 ロードアルペジオ
 この日はプラス5キロの499キロ。馬体をフックラ映して好気配。レースは後方から直線のみの競馬で差のある5着。展開に乗じて力通りの競馬。

第19回 鎌倉記念(S2)

【予想】
◎ナジャ
〇ジョーロノ
▲ピースフラッグ
△リーチ
△セイカメテオポリス
△トーセンウォーリア
△ヴァヴィロフ

 ハイレベルの中でも牝馬ナジャに注目。一介の逃げ馬というイメージはなく素質相当。展開不問で混戦を断つと判断。3戦3勝ジョーロ以下も魅力一杯。

【レース】
 逃げ争いを制したのはジョーロノで、2番手にピースフラッグ。やや内がゴチャついてリーチは一歩引く形。その手前にナジャ。早目に動いたのがヴァヴィロフで、セイカメテオポリスは中団。ペースはやや速目。前2頭がやや水を開けて直線に向きましたが、4コーナー5番手に取り付いたリーチが、残り100でまとめて交わして先頭。内から突っ込んできたセイカメテオポリスを首差抑えて1着ゴールを駆け抜けました。

【上位馬の寸評】
1着 リーチ
 この日はマイナス1キロの507キロ。均整の取れた好馬体に落ち着きも伴い好気配。レースはスタンド前でややゴチャつき一歩引く形。中団7番手からの競馬。勝負処から動いて4コーナー5番手。決して手応え抜群というわけではありませんでしたが、渋く脚を伸ばして残り100で先頭。凌ぎ切りました。初距離に初の左回り、少々不利を被りながらの勝利。収穫の大きな内容で、レースぶりから今後距離が延びても対応できそうです。

2着 セイカメテオポリス
 この日はマイナス1キロの514キロ。馬っぷり上々で初コースを気にする気配もなし。レースはダッシュひと息で中団7番手から。4コーナーではまだ前との距離はありましたが、直線は内に突っ込んで勝ち馬に迫る勢いの2着。小回りコースを克服してのこの走りは高評価。レースぶりから距離延びて更に持ち味が生きそう。

3着 ジョーロノ
 この日はプラス4キロの468キロ。いくらかコロンと映りますが、これは体型的なモノ。気合も乗って好調キープ。レースは好スタートから無理なくハナ。緩みないペースでレースを引っ張り直線へ。絡んで来たピースフラッグを振り切りましたが、内外から殺到されて3着。展開を考えれば致し方ない結果で持ち味は十二分に発揮。ただし距離が延びていいタイプという感じはしない。

4着 サンエイウルフ
 この日はプラス1キロの499キロ。落ち着きがあり一連の好調キープ。レースは速目の流れに後方11番手からの競馬。この馬としては置かれる競馬を余儀なくされましたが、4コーナー手前からマクり上げて4着。展開に乗じたとはいえ、ブービー人気ながら対戦比較で分の悪い相手に先着。新味発揮で今後も注目。

5着 ナジャ
 この日はプラス6キロの456キロ。数字以上に馬体を大きく見せて適度な気合乗り。申し分なし。レースはスタートは普通でも、スタンド前でややゴチャつくシーンがあり、馬が気を遣う面も。一応内4番手に収まりましたがリズム? そのためか道中の手応えひと息。それでも懸命に差を詰めてきましたが5着まで。キャリアの差が出た格好で、次走で改めて注目したい。

7着 ピースフラッグ
 この日はマイナス7キロの506キロ。体付きがひ切りまし更に状態アップ。レースはほぼ出たなりにジョーロノの2番手から。道中の折り合いはスムーズ。勝負処からも付かず離れずジカ付けの形でしたが、最後の直線で追い出してからが案外。やや拍子抜け。本質逃げ馬ということなのか…。

第17回 レディスプレリュード(Jpn2)

【予想】
◎レーヌブランシュ
〇プリンシアコメータ
▲マドラスチェック
△マルシュロレーヌ
△シネマソングス

 初の古馬相手にサバイバル戦になったブリーダーズGC。一旦置かれながら辛抱強く詰めたレーヌブランシュのレースぶりは見処満載で、ペース慣れも見込んで◎。ただし、基本は上位4頭のBOX。

【レース】
 先手主張のアッキーに、マドラスチェック、プリンシアコメータの並びはほぼ想定内。それを追ってレーヌブランシュ。中団に控えたのがマルシュロレーヌ。ペースはスロー。4コーナーで先頭に並び駆けたマドラスチェック。マルシュロレーヌが手応え良く接近。最後の直線は、一旦はマドラスチェックが先頭に立ちましたが、間髪入れずそれを交わしたマルシュロレーヌが、上がり馬の勢いを見せつけました。

【上位馬の寸評】
1着 マルシュロレーヌ
 この日はマイナス5キロの461キロ。前走に続いて減らしていますが細目感なし。落ち着きがあるのも好感。レースは出たなりに外7番手から。先行ペースでも川田騎手が慌てず騒がずいつもの運び。手応え良く4コーナーでは4番手。最後の直線は残り150で先頭に立ち、危なげなく押し切りました。好走パターンで運んだ既成の実力処を物の見事に一刀両断。ダートに切り替え2連勝の実力は本物です。

2着 マドラスチェック
 この日はマイナス5キロの505キロ。馬体をフックラと映して相変わらずの好気配。レースは標的になった前走を踏まえ、アッキーに行かせて2番手から。スローペースにもスムーズな運び。4コーナーで先頭に立ち、これを追うプリンシアコメータよりも脚いろ優勢。普通は勝ったという競馬ですが、勝ち馬に想定外の脚を使われて2着。相手が悪かったというところで、自分の力は出し切りました。

3着 プリンシアコメータ
 この日はプラス4キロの492キロ。いつも良く見せる馬ですが、毛ヅヤ上々で好調間違いなし。レースは岩田騎手が気合をつけて外3番手。マドラスチェックをマークして行く形は理想。しかも先行ペース。ただし勝負処での反応ひと息で脚を使って追い駆けることに。その分、最後の直線は伸び脚を欠いて離された3着。不満の残る内容ですが、このペースならもっと思い切って行ってしまった方が良かったのかも。

4着 レーヌブランシュ
 この日はマイナス12キロの454キロ。体重的には勝った関東オークスとほぼ同じ。決して細目感はありませんが、成長期にある3歳だけにやや不満も。レースは松山騎手が気合をつけて外5番手から。ブリーダーズと同様に先輩実力馬を追う形。ただし勝負処から動いて来たマルシュロレーヌとの脚いろの差は歴然。内を突いて目イチに追ったものの離された4着が精一杯。現況古馬相手ではここまでか…。

5着 サラーブ
 この日は増減なしの502キロ。遠征帰りですが、春シーズンの好調時と何ら変わらず好気配。レースはでたなりに離れた6番手で自分のペースを堅守。ただしペースが緩むことがなかったので動くタイミングが見出せず、流れ込んでの5着が精一杯。これが実力ということか。

第54回 東京盃(Jon2)

【予想】
◎コパノキッキング
〇ジャスティン
▲サブノジュニア
△ヤマニンアンプリメ
△マテラスカイ
△ブルドッグボス
△ラプタス

 昨年の東京盃は先手を散り切ってハイラップの逃げ。二の脚を使って突き放したコパノキッキング。ここ照準に好仕上げならその再現に期待。当然ジャスティンが相手本線。

【レース】
 マテラスカイが出遅れてコパノキッキングがダッシュひと息。好スタートを決めたクルセイズスピリツが逃げてジャスティン、サイタスリーレッドの並び。ラプタス、ヤマニンアンプリメと続いてブルドッグボスは中団。コパノキッキング、サブノジュニアは後方から。3、4コーナーで先頭に立ったラプタス、手応え良く追走のジャステイン、4番手以下を離して直線へ。残り200で先頭に立ったジャスティンが、末脚伸ばすブルドッグボス、コパノキッキングを抑えて1着ゴール。

【上位馬の寸評】
1着 ジャスティン
 この日はプラス4キロの489キロ。東京スプリントの時よりも落ち着きがあり馬体もフックラ。心身ともに成長が窺えます。レースはスタートはそうでもありませんが、ほぼ馬なりで2番手へ。勝負処から動いたラプタスをやり過ごして3番手に控え手応え良く直線は外へ。残り200で先頭に立ち、追い込み勢を退けました。着差や時計以上に中身の濃い走りで、更なる成長を確信。やはり千二ベスト。

2着 ブルドッグボス
 この日はプラス10キロの520キロ。馬体増は戻した分。活気があり年齢を感じさせません。レースは御神本騎手が気合をつけて中団8番手から。4コーナーでは6番手。終いは外肉薄して2着。他馬より斤量を背負いながら10秒台の高速決着に対応できたのは立派。当然JBCでは地方の顔。

3着 コパノキッキング
 この日はプラス4キロの494キロ。馬体増好感でうるさい面も見せずなかなかの好気配。レースはスタートひと息で後方10番手から。極力脚を溜める競馬で正味直線勝負。切れ味鋭く大外詰めて3着と地力を発揮しましたが、全体的にはやや消化不良のイメージ。ポジション、スパートのタイミング等、誤算もあったのでは…。JBCでの逆転は十分可能。

4着 ラプタス
 この日はプラス6キロの462キロ。南関初登場ですが、仕上がり切った馬体で見た目のインパクトは今イチ。レースは幸騎手が多少気合をつけて外3番手へ。勝負処から動いて3、4コーナーで先頭。これを追うジャスティンに抵抗して結構頑張っていましたが、残り100で力尽き吸収される形。ただし大外枠からあの走りですからスピード能力非凡。実績通り千四までなら交流重賞でも主役級。

5着 サブノジュニア
 この日はマイナス5キロの536キロ。おっとりした風情はいつも通り。状態はハイレベル安定。レースは矢野騎手が気合をつけて外11番手から。ポジションを上げられず、正味直線勝負で内詰めて5着。10秒台の高速決着は厳しかったのかもしれませんが、外枠が響いたのも事実。JBCでも引き続きマークしたい。

第67回 日本テレビ盃(Jpn2)

【予想】
◎ミューチャリー
〇ダノンファラオ
▲デルマルーヴル
△アナザートゥルース
△ロードブレス
△アングライフェン
△ヒカリオーソ

 マイルグランプリは自信満々、ジックリ運んで測ったように差し切ったミューチャリー。やはり千六~千八あたりが一番合う感じ。地元ベターだしこのレベルの交流なら勝てるとみました。ダノンファラオ本線に手広く。

【レース】
 捨て身で逃げるサルサディオーネにアナザートゥルースが競りかけて33秒8~46秒1の猛ラップ。これを追ってダノンファラオ、ロードブレス、アングライフェン、ミューチャリー、デルマルーヴルと縦長バラバラの展開。3コーナー先頭に立ったアナザートゥルースが2馬身リードして直線に向きましたが、2番手以下が殺到。その中でも反応鋭く伸びたロードブレスが突き抜け、展開に乗じたデルマルーヴル2着、ストライクイーグルが3着と健闘。

【上位馬の寸評】
1着 ロードブレス
 この日はプラス1キロの507キロ。目立つ馬っぷりに適度な気合乗り、毛ヅヤも上々。レースは三浦騎手が気合をつけて離れた4番手から。勝負処から動いて4コーナーでは2番手グループの一角。残り200で単騎先頭に立ち、危なげなく1着ゴールを駆け抜けました。正攻法の競馬で堂々たる勝ちっぷり。ダート路線に切り替え素質開花。かなりの伸びシロがありそうで、一躍交流路線の主役級に。

2着 デルマルーヴル
 この日はプラス1キロの500キロ。馬体をフックラと映し好気配。調子の波の少ない馬で高値安定。レースは離れた中団7番手から。この馬の脚質とペースを考えれば妥当なポジション。勝負処からマクって出て先行グループに接近。外詰めて2着はほぼ力通りの競馬。安定勢力ではあるものの、メンバーのレベルが上がったり他馬の大駆けに遭うとこういったケースが再三。

3着 ストライクイーグル
 この日はマイナス2キロの506キロ。休み明け東京記念が大敗ですが、気合が乗って悪くない。レースは森騎手が気合をつけて離れた8番手から。ペースが速くかなり追走に骨を折りましたが、終いは辛抱強く脚を伸ばして3着。展開がバラけて流れが向いたとはいえ、衰えなしをアピールする大健闘。条件さえ整えばマダマダ活躍できる。

4着 ミューチャリー
 この日はプラス2キロの475キロ。馬体をキープしていつもより落ち着いていたのは好感。レースは出たなりに内6番手からの競馬。ちょうどいいポジション。前4頭を追う形で直線へ。これはと色めき立ちましたが、伸びひと息で4着は完全に力負けの感じ。やはりベストは千六か…。このメンバーで一発狙うならもっと我慢を決め込むのがいいのか…。

5着 アナザートゥルース
 この日はプラス9キロの493キロ。若干余裕のある造りですが、悪くはない。兄サウンドトゥルーと雰囲気酷似。レースはスタートを決めて逃げる姿勢でしたが、サルサディオーネも当然行く気満々で競り合う破目に。3コーナーでこれを振り切って先頭。2馬身リードして直線に向きましたが、さすがに無理が祟り終い一杯。ただしシビアな競馬を経た次走は、改めて注目。

7着 ダノンファラオ
 この日はプラス13キロの531キロ。躍動感があり見映えしますが、さすがに馬体はやや立派過ぎ。レースはレースはスタートひと息。道中離れた3番手から追って前2頭を追走。4コーナーで2番手に上がりましたが、終いは甘くなり7着。今回はあくまでも叩き台とみるべきか。スケールの大きな馬っぷり魅力の3歳。大差負けから豹変したジャパンDDがあり、叩いた次走は怖い。

第1回 ゴールドジュニア(S3)

【予想】
◎マカベウス
〇サウスアールド
▲ソウマトウ
△アランバローズ
△ファルキート
△セイカメテオポリス
△マテーラフレイバー

 器の大きさを感じさせる走りで2連勝のマカベウスはクラシックレースの有力候補は間違いなし。現時点での完成度でも上回っており無傷での重賞Vに期待。諸々のハンデはあってもサウスワールドを相手に注目。

【レース】
 内枠から好スタートを決めたアランバローズの逃げは想定通り。サウスワールドは内3番手、マカベウスは後方からで平均ペース。5馬身リードして直線に向いたアランバローズ。終い1ハロンに13秒9を要しながらも前半の貯金で楽におつりがきて逃げ切り。外追い込んだマカベウスが2着。

【上位馬の寸評】
1着 アランバローズ
 この日はプラス8キロの434キロ。休養を入れての馬体増は好感。意外に落ち着きもあり好気配。レースは好スタートから左海騎手が気合をつけてハナ。勝負処からリードを広げて5馬身のリードを保って直線へ。終い甘くなったものの危なげなく逃げ切り27秒0もなかなか優秀。かなり行きたがる気性で距離延長に一抹の不安はありましたがスピードで制圧。距離延びていいというタイプではなくクラシック云々は? いずれスプリント路線が中心になりそう。

2着 マカベウス
 この日はマイナス6キロの487キロ。体つきが引き締まっていい感じ。レースは外枠もあり後方11番手から。勝負処から追い上げを図ったものの4コーナーではまだ中団。それでも懸命に脚を伸ばして混戦の2着争いを制しました。今回に関しては枠順と展開が明暗を分けた感じ。兄弟馬がスピードの勝ったタイプだけに何とも言えませんが、レースぶりからは距離が延びて良さそう。

3着 サウスワールド
 この日はマイナス5キロの463キロ。いかにもサウスヴィグラス産駒という感じの馬。気合が乗って悪くない。レースは笹川騎手が気合をつけて内3番手から。最後の直線は内を突いて一旦は2番手に上がりましたが、ひと息甘くなり3着。諸々のハンデを考えれば上々の滑り出し。距離はこなしそうなタイプで今後も注目株。

4着 セイカメテオポリス
 この日はプラス4キロの515キロ。パワフルな好馬体。ただし休み明けでひと息重目の感じも。レースは出たなりに5番手から。流れに乗って運び、最後の直線は内を突いて4着。切れる脚は使えませんでしたが、これを叩いての変わり身は見込めそう。

5着 フォルメッシ
 この日はマイナス5キロの449キロ。馬体をフックラ映して好調キープ。レースは張田騎手が気合をつけて内8番手から。最後の直線も内を狙って展開に乗じて脚を伸ばし5着。自分の力だけは走れた感じ。