第3回 プラチナカップ(S3)

【予想】
◎ベストマッチョ
〇ダノンレジーナ
▲インペリシャブル
△エッシャー
△ワンパーセント
△マーガレットスカイ

 緒戦は終いブルドッグボスに交わされながら、執拗に抵抗して差し返すシーンすら見せたベストマッチョ。この相手なら当然◎。軽量魅力ダノンレジーナ、3歳インペリシャブル、逃げるエッシャーなどが相手。

【レース】
 張田騎手が気合をつけてハナ、ベストマッチョ2番手は想定通りの並び。バトードラムールに内に入ってダノンレジーナ。その直後にインペリシャブル。出遅れたワンパーセントは後方から。エッシャーの逃げとしては平均ペース。3コーナー過ぎからビッシリ併せて行ったベストマッチョが4コーナー先頭。インペリシャブルの追撃を抑えました。

【上位馬の寸評】
1着 ベストマッチョ
 この日はプラス5キロの504キロ。太目感なし。適度に気合が乗ってブリンカー装着。レースは五分に出て逃げるエッシャーの2番手は森騎手の作戦通り。勝負処からベストマッチョに並び駆け、4コーナーでは単騎先頭。やや強気に勝ちに行った分、終い詰め寄られましたが、内容的には完勝。スピードの勝ったタイプで距離に壁はありそうですが、千四なら走り安定。

2着 インペリシャブル
 この日はプラス11キロの469キロ。全く重目感なし。やはり成長期にある3歳。これは中身が伴ってきた分と判断。レースは矢野騎手が多少気合をつけて内6番手から。速い流れにスムーズに折り合い4コーナー4番手。最後の直線は外から伸びてベストマッチョに迫る勢い。理想的に運んだにせよ、古馬相手のこの走りは評価に値。続けて千二のシビアな競馬を経験したのが糧になった様子。この千四、千五あたりがベストか。

3着 ダノンレジーナ
 この日はマイナス1キロの479キロ。それほど気合を前面に出すタイプではなく、パドックでの気配は地味。マズマズ順調。レースは左海騎手が気合をつけて内に馬を寄せ内4番手から。勝負処からは離れた3番手で前を追い、一旦は2番手に上がりましたが、最後力尽きて3着。軽量52キロで正味目イチの競馬。自身時計を詰めて26秒7なら完全燃焼。

4着 エッシャー
 この日はプラス4キロの483キロ。馬体をキープして勝った前走のデキ。レースは張田騎手が気合をつけてハナ。この馬としては程良いペースで逃げましたが、3コーナーあたりからベストマッチョに早目に来られたのが誤算。4コーナーで先頭を譲り、辛抱したものの4着まで。完全に力負け。

5着 ワンパーセント
 この日はプラス2キロの486キロ。馬体をフックラ映して好調時と変わらぬ気配。レースは枠入りをごねて出遅れ。外9番手からの競馬になり、追い上げままならず5着まで。それでも諸々のハンデがありながら掲示板入線は評価すべき。