第25回 アフター5スター賞(SIII)

【予想】
◎キタサンミカヅキ
〇タイセイラナキラ
▲アピア
△スアデラ
△クルセイズスピリツ(競走除外)
△キャンドルグラス
△コーリンベリー

59キロでもこのメンバーで大井千二ならキタサンミカヅキは不動の中心。斤量差を突けばタイセイラナキラ、折り合いスムーズならアピアが相手に有力。

【レース】
サマーダイアリー、スアデラ、タイセイラナキラ、コーリンベリーが4頭雁行の逃げ争いでテンの入りは22秒7~34秒1と熾烈。キャンドルグラス、アピアと続いて、キタサンミカヅキは中団体から。残り200でスアデラを交わしてアピアが先頭に立つ構えでしたが、既に背後に迫っていたキタサンミカヅキが並ぶ間もなく交わして1着ゴール。地力の違いをマザマザと見せつけました。

【上位馬の寸評】
1着 キタサンミカヅキ
この日はマイナス1キロの525キロ。ホレボレするような馬っぷりは年齢を感じさせません。レースは森騎手が気合をつけて外8番手から。勝負処からマクって出て先行勢を射程圏内へ。残り200でアピアに並びかけ、あっと言う間に突き放しました。千二ならある程度序盤に出して行っても末脚は鈍らないとの鞍上の確信。胸を張って再度交流戦線へ。

2着 アピア
この日はプラス1キロの542キロ。パワフルな好馬体に磨きが掛かり、文句ない仕上がり。レースは五分に出て内の出方を窺いつつ外5番手から。抑え切れない手応えで4コーナー4番手。残り200でスアデラを交わして一旦は先頭に立つ構えでしたが、直後に迫っていたキタサンミカヅキの末脚に屈して2着。完全に力負けですが、今回のレースを見ると、やはり千㍍ベスト。

3着 キャンドルグラス
この日はマイナス7キロの503キロ。休み明けの馬体減ですが、体つきがスッキリしていい感じに。気合乗りもいい。レースは赤岡騎手が気合をつけて先行4頭の直後、5番手から。勝負処で少しポジションを下げましたが、最後の直線は外からジリジリ伸びて3着。上位2頭には力負けですが、重賞でも通用を証明。距離の融通が利くのもこの馬の強味。

4着 マルモリロイヤル
この日はマイナス1キロの474キロ。馬体をキープして状態安定。レースは後方12番手から直線勝負で4着。展開に乗じての掲示板ゲット。

5着 スウィープアウェイ
この日はマイナス2キロの470キロ。前走時に比べると落ち着きがあり状態アップ。レースは出遅れて後方11番手から。直線詰めて5着は展開に乗じた面もありますが、それなりにメドの立つ内容。