第1回 ゴールドジュニア(S3)

【予想】
◎マカベウス
〇サウスアールド
▲ソウマトウ
△アランバローズ
△ファルキート
△セイカメテオポリス
△マテーラフレイバー

 器の大きさを感じさせる走りで2連勝のマカベウスはクラシックレースの有力候補は間違いなし。現時点での完成度でも上回っており無傷での重賞Vに期待。諸々のハンデはあってもサウスワールドを相手に注目。

【レース】
 内枠から好スタートを決めたアランバローズの逃げは想定通り。サウスワールドは内3番手、マカベウスは後方からで平均ペース。5馬身リードして直線に向いたアランバローズ。終い1ハロンに13秒9を要しながらも前半の貯金で楽におつりがきて逃げ切り。外追い込んだマカベウスが2着。

【上位馬の寸評】
1着 アランバローズ
 この日はプラス8キロの434キロ。休養を入れての馬体増は好感。意外に落ち着きもあり好気配。レースは好スタートから左海騎手が気合をつけてハナ。勝負処からリードを広げて5馬身のリードを保って直線へ。終い甘くなったものの危なげなく逃げ切り27秒0もなかなか優秀。かなり行きたがる気性で距離延長に一抹の不安はありましたがスピードで制圧。距離延びていいというタイプではなくクラシック云々は? いずれスプリント路線が中心になりそう。

2着 マカベウス
 この日はマイナス6キロの487キロ。体つきが引き締まっていい感じ。レースは外枠もあり後方11番手から。勝負処から追い上げを図ったものの4コーナーではまだ中団。それでも懸命に脚を伸ばして混戦の2着争いを制しました。今回に関しては枠順と展開が明暗を分けた感じ。兄弟馬がスピードの勝ったタイプだけに何とも言えませんが、レースぶりからは距離が延びて良さそう。

3着 サウスワールド
 この日はマイナス5キロの463キロ。いかにもサウスヴィグラス産駒という感じの馬。気合が乗って悪くない。レースは笹川騎手が気合をつけて内3番手から。最後の直線は内を突いて一旦は2番手に上がりましたが、ひと息甘くなり3着。諸々のハンデを考えれば上々の滑り出し。距離はこなしそうなタイプで今後も注目株。

4着 セイカメテオポリス
 この日はプラス4キロの515キロ。パワフルな好馬体。ただし休み明けでひと息重目の感じも。レースは出たなりに5番手から。流れに乗って運び、最後の直線は内を突いて4着。切れる脚は使えませんでしたが、これを叩いての変わり身は見込めそう。

5着 フォルメッシ
 この日はマイナス5キロの449キロ。馬体をフックラ映して好調キープ。レースは張田騎手が気合をつけて内8番手から。最後の直線も内を狙って展開に乗じて脚を伸ばし5着。自分の力だけは走れた感じ。