第13回 ユングフラウ賞(S2)

【予想】
◎ケラススヴィア
〇セイアイノホシ
▲グロリオーソ
△サブルドール
△ウワサノシブゴ
△ティーズアレディー
△レディブラウン

 意外に渋い面があるケラススヴィア。押し出されるようにしてハナに行った2歳優牝で時計を要したのは納得。地力上位は歴然で斤量不問。引っ張る馬がいれば楽に28秒台が可能で連勝続行とみました。連下争い。

【レース】
 内から森ケラススヴィアがハナを主張。アングラン、セカイノホシの並びで平均ペース、一団の競馬。向流しで動いたウワサノシブゴが3コーナー2番手。それに連れてアイカプチーノも進出。最後の直線、粘るケラススヴィアをゴール寸前で交わしたウワサノシブコが1着。内を突いたグロリオーソが3着。

【上位馬の寸評】
1着 ウワサノシブコ
 この日はマイナス2キロの441キロ。馬体を維持してデキキープ。レースは和田騎手が気合をつけて外5番手から。向流しから手応え良く進出して2番手。ほぼ馬体を合わせて直線へ。最後の直線は追い比べ。ゴール寸前に競り勝って大金星を挙げました。切れる脚はなくともなかなか渋い。

2着 ケラススヴィア
 この日はプラス13キロの445キロ。地元で戻した分。フックラ映して好仕上がり。レースは森騎手が主張してハナ。この馬のペースで息の入る逃げ。勝負処から後続が押し寄せて来ましたが、ガッチリ受け止める構え。最後の直線でひと脚使って突き放すとみていましたが、競り合う形になりよもやの2着。ここで初黒星は意外。逃げが裏目に出たのか…。当然次走は巻き返し期待。

3着 グロリオーソ
 この日はマイナス4キロの450キロ。まだ毛ヅヤはひと息ですが、程良く気合が乗って好調キープ。レースは吉原騎手が気合をつけて内4番手から。勝負処からのペースアップに一旦は置かれましたが、最後の直線は内から脚を伸ばして迫る勢い。内枠でこの競馬ができたのは収穫で、今後距離が延びてもある程度対応できそう。

4着 アイカプチーノ
 この日はマイナス4キロの473キロ。特に目立つ気配ではありませんが、勝った前走と同等。レースは出遅れ。勝負処をから一気に動いて5番手から3番手。4コーナーでは2番手に上がりましたが、最後は少々甘くなり4着。道中脚を使ったことを考えればマズマズ。地力強化は確か。

5着 プレストレジーナ
 この日はマイナス1キロの462キロ。気合が乗って状態安定。レースは笹川騎手が気合をつけて外6番手から。勝負処から進出して前に並び駆けるシーンもありましたが、4コーナー手前で置かれて5着止まり。小回りコースに対応し切れなかったという感じもありますが、大きくは崩れないタイプ。