第4回 ブリリアントカップ(S3)

【予想】
◎キャプテンキング
〇フィアットルクス
▲ゴールドホイヤー
△リンゾウチャネル
△インペリシャブル
△ノーブルサターン
△ストライクイーグル

 好仕上がりを直結させたフジノウェーブ記念で復活を果たしたキャプテンキング。千八歓迎とは言い切れないが、メンバー的にスンナリ先行確実とみて期待。フィアットルクス以下混戦。

【レース】
 的場ミスディレクションがハナを主張してリンゾウチャネル、フィアットルクスの並び。その内にインペリシャブル。キャプテンキングは中団外で内にノーブルサターン。道中押し上げを図ったのがゴールドホイヤーにストライクイーグルですが、基本は先行ペース。3コーナー先頭に立ったリンゾウチャネルにノーブルサターン、フィアットルクスが接近して直線へ。3頭のデッドヒートにフィアットルクスが競り勝ち抜け出しました。

【上位馬の寸評】
1着 フィアットルクス
 この日はマイナス1キロの513キロ。悠然とパドックを周回する姿は風格が漂いハイレベル安定。レースは本橋騎手が気合をつけて外3番手。勝負処からは押っ付けて外2番手。決して余裕の手応えではありませんでしたが、直線の競り合いで勝負強さを発揮。グイと抜け出し1着ゴール。これで転入後は17戦14勝のハイアベレージ。レースぶりから距離の許容範囲は広い。

2着 ノーブルサターン
 この日はプラス9キロの531キロ。黒光りする抜群の馬っぷりは健在。レースは大外枠から真島騎手が自然に馬を内に寄せて内7番手から。無理なくポジションを上げて内4番手から4コーナー2番手。手応えの良さからアワヤ大金星かと思わせましたが、惜しくも競り負けて2着。勝ち馬との斤量差を考えれば上々の内容。マーキュリーCを2着の実力に大きな翳りはありません。

3着 リンゾウチャネル
 この日はプラス8キロの517キロ。パドックでは尻っパネするなどうるさい面を見せていましたが、馬っぷり冴えて好調キープ。逃げも予想されましたが、主張するミスディレクションに行かせて2番手から。道中の折り合いはスムーズ。3コーナー先頭に立って2馬身リードして直線へ。最後は3頭のデッドヒートに競り負けましたが、持ち味を十分に発揮しての好走。常に自分の力はコンスタントに走る。

4着 トーセンブル
 この日はプラス2キロの447キロ。小粒ながらもフックラ映して好調。レースは好スタートからジックリ構えて外12番手から。混戦に乗じて前に接近しての4着はいかにもこの馬らしい走り。長目の距離ではマークは欠かせない。

5着 ブラヴール
 この日はプラス2キロの490キロ。この馬にしては気合が乗ってやや復調ムード。レースは笹川騎手がかなり気合をつけて10番手から。内ラチ沿いを追って追走。終いソコソコ詰めて5着。正味目イチの競馬ですが、前走で千六を使ったのが刺激になったのと、体調自体も上向いている様子。

7着 ゴールドホイヤー
 この日はマイナス2キロの495キロ。ひと息後でも乗り込み入念で過不足なく仕上がった様子。レースは山崎誠騎手が気合をつけて外8番手から。勝負処から一気に押し上げて4番手まで進出しましたが。ここから一旦置かれて離れた5番手。最後の直線では再び詰めて5着。やや走りがチグハグで前の馬に巧く捌かれてしまった感じ。力負けとういう感じはしません。

9着 ストライクイーグル
 この日はプラス6キロの521キロ。相変わらずの好馬体で毛ヅヤも上々。レースは出遅れ。向流しで一気に挽回を図りましたが、5番手の外目に取り付くまでが精一杯で、早々に圏外。本来の先行策を取れればという感じもしますが、ここ一連の走りから衰え懸念。

14着 キャプテンキング
 この日はプラス7キロの528キロ。相変わらずの好馬体に適度な気合乗り。レースはスタートひと息。大事に外8番手を進みましたが、ポジションを上げることすらできず無抵抗に後退。休み明け激走の反動か…。それと実績云々は別として千四、千六あたりがベストの感じも。